パワーポイントのスライドにイメージを相手に伝えるのに必要な画像を挿入したとき、その画像に余計なものが写りこんでいたなんてことは珍しくありません。
では、その余計な部分を消したいと思った場合、みなさんならどうするでしょうか?
パソコンに内蔵されているペイントを起動して、画像をトリミング(切り取り)しますか?
それともフォトショップといったプロが使う画像編集ソフトを使いますか?
どちらの方法でも、画像は確かにトリミングできます。
でも、ただ単に画像をトリミングしたいだけならパワーポイントにもできるので、わざわざほかのソフトを引っ張り出す必要は実はないのです。
「知らなかった」という方はこれから説明する内容を見て、試してください。
パワーポイントで不要な部分をトリミングするには
下図を例に挙げて、挿入した画像の不要な部分(例の場合は空が不要)のトリミングについて説明しましょう。
まずトリミングする画像を選択した状態で、書式タブをクリックし、トリミングのボタンをクリックしてください。
すると、トリミングする画像の周りに黒い枠が表示されます。
今回の例では空の部分が不要なので、一番上の中央にある黒枠部分をクリックした状態で下に向かってドラッグします。
下にドラッグしたことで、ドラッグした箇所は黒で塗りつぶされます。
この黒で塗りつぶされた部分が削除される部分です。
あとはもう一度トリミングのボタンをクリックすれば、黒で塗りつぶされた部分は削除されます。